【アイマスSS】 P「ちーす、俺が新しい曲作ったぞー。俺がね」

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【アイマスSS】 P「ちーす、俺が新しい曲作ったぞー。俺がね」

1 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 22:50:49.18
春香「あっ、プロデューサーさんお疲れさまです」

P「あれ?春香だけなの?」

春香「他のみんなはお仕事ですよ」

P「なに?春香は仕事ないの?」

春香「……嫌味ですか?」

P「そんなんじゃねぇよ。まったく歪んだ取り方をするんだから」

春香「そういえば新しい曲を作ったんですよね?」

P「あっ、そう。そうなの。なに?聞く?聞いちゃう?今から?音を楽しんでみる?」

春香「そ、そこまでいうなら……」

P「じゃあはいこれ。一曲目だから」

春香「それじゃあ聞いてみますね」イヤホンイン

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 006 神崎蘭子
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 007 前川みく
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 008 諸星きらり
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 009 城ヶ崎美嘉
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 010 島村卯月
3 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 22:53:17.15
春香「♪♪♪~」

P「どう?どうなの?ねぇ?良いでしょ?良い曲でしょ?とても素敵だとは思わないかい?」

春香「あの、今聞いてますから……」

P「これね、俺なの。俺が作ったの?凄くない?ねぇ?俺ちゃんとプロデューサーしてんだよ?凄いでしょ?」

春香「だから今はちょっと……」

P「それにね、それ歌ってんの俺なの。どう?これは凄くない?歌もうたえるプロデューサーだよ?TKより凄いでしょ?」

春香「えっ、嘘!?……うっそだー」

P「いやマジで。マジでこれはマジ」

春香「女の私でもが高いかなってところがあるのに、男のプロデューサーさんが歌えるわけないじゃないですか。それにこれ完璧の女の子の声ですし」

P「ノンノンだ、ノンノンだよ春香君。男はずっと男の声だとか、女より高い声が出ないなんて常識に捕らわれてちゃノンノンだよ」

春香「そこまで言うなら証明してくださいよ」

P「ちょって待って……あーあー……これならどう?」

春香「うわっ!ほんとに女の子の声が出てる!?しかもちょっと可愛い!!気持ち悪い!!」

P「え、やれっつってその反応はひどくない?」

4 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 22:54:32.31
春香「なんですかその無駄なスキルは!」

P「無駄じゃないだろ、これのおかげで仮歌うたえたんだから」

春香「うっ……確かに無駄ではなかったですね」

P「そうだろそうだろ、この世に無駄なものなんてないのだ」

春香「なんでそんなこと出来るんですか?」

P「気付いたらみたいな?なんかまぁそんな感じ」

春香「なんかまぁそんな感じで私より高い声が出せるなんて……」

P「まぁまぁ、そう凹むもんじゃない。人には誰にでも才能や特技があるんだから」

春香「じゃあ私の才能ってなんなんですか?」

P「え?あー……お菓子作りなんじゃない?」

春香「趣味ですよ、それは」

P「じゃあドジ」

春香「才能になるんですか、それは……」

7 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 22:56:12.17
P「なんだね、君は。文句が多い子だね」

春香「プロデューサーさんがそれっぽいことを言わないからじゃないですか!」

P「じゃあもう腹黒でいいじゃん。よし!春香の才能は腹黒!これに決定!おめでとう!」パチパチパチパチ

春香「ちょっ、なんですかそれ!?そんなのが私の才能なんですか!?」

P「そりゃあもう腹黒が春香の才能に決定したもん、そうだよ。じゃあ俺は春香と違って、次のお仕事がありますのでここでおさらば」

春香「納得いきません!それになんで私と違ってなんてバカにするんですか!」

P「だってお前に仕事ないのは最近なんか悩んでるからだろ?」

春香「な、なんでそれを?」

P「あまりプロデューサーをなめないほうがいい」

春香「えっ、気付いてたんですか?私が悩んでることに」

P「いや本当は、千早から最近春香が悩んでるみたいって相談されて知った」

8 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 22:57:27.73
春香「プロデューサーさん……なんでそれ黙っとかないんですか……」

P「だって嘘はついちゃダメじゃん?それが大切な人になら尚更じゃん?」

春香「じゃあなんで最初嘘ついたんですか!?」

P「ノリみたいな?つーかもういいだろ、この話は。それでお前の悩みだけど、どうせどっかのディレクターかなんかに地味とか言われたんだろ?」

春香「な、なんでそれを!?」

P「だって春香地味だもん、俺がディレクターだったら確実に言ってるし」

春香「ぐっ……!」

P「あのねぇ、そんなことでいちいち悩んでんじゃないよこの子は」

春香「プロデューサーさんは地味なんて言われたことないから、そんなことが言えるんですよ!」

P「確かにそんなことないけどね。でもさ、地味って言われるってことは地味さが目立ってるってことだろ?」

春香「……どういうことですか?」

P「だからね、地味って言われるのは本当に地味な奴だけなんだよ。たまに地味とも言われずナチュラルに存在忘れられる奴いるだろ?そいつらよりかマシだよ」

9 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 22:58:42.51
春香「でも納得いきません」

P「つーかお前、地味以前に腹黒じゃん」

春香「だからその腹黒ってなんなんですか!?」

P「じゃあ汗水垂らして必死になって働いてる人を見て、お前はどう思う?」

春香「……素敵だなって思いますよ」

P「本音は?」

春香「そんなに頑張っても、年収が私の月給の半分にも満たないなんて可哀相だなって思います」

P「ほら出た腹黒!……つーか俺のこともそう思ってんの?」

春香「いえ!プロデューサーさんのことは凄い人だって思ってますよ!」

P「……本音は?」

春香「とっととおっ死ね、このkUSO野郎」

P「え、なにこのここわい」

11 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:00:17.71
春香「なにがプロデューサーだよkUSO野郎、てめぇなんてハナっから誰も望んでねぇんだよ」

P「え、まだいうのこわい」

春香「それにあんな変な曲聞かせやがって、あんなん歌うくらいなら死んだほうがまだマシだし」

春香「おめぇなんて犯されまくって、ケツに出された精子を口から垂らしながら死ね」

P「もうやめて!プロデューサーのライフはゼロよ!」

春香「ハッ!?私は今までなにを!?」

P「とりあえず……お前が俺をどう思ってるかよく分かった」

春香「い、いえ!その、あれはですね?なんというか……言葉のあやというか……」

P「言葉のあやなんかじゃすまされないよ!大人なめんじゃないよ!」

春香「す、すみませんでした……」

P「……とりあえず、その腹黒さを出していけば地味とはもう言われねぇよ」

春香「でも……アイドルがあんなこと言っていいんでしょうか?」

P「いいんじゃない?でも、発言はちゃんとテレビで流せるレベルにしないとダメだけど」

春香「さすがにケツから出された精子云々はいけませんよね」

P「そこはもうアイドルなんかより人としてどうこうのレベルだよね、うん」

12 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:01:25.63
P「それじゃあ俺、マジで仕事行かないといけないから」

春香「本当に仕事あったんですね」

P「なんなの?俺、狼少年だとでも思われてるの?」

春香「あの、プロデューサーさん」

P「なに?結構マジで急がないとヤバいんだけど」

春香「プロデューサーさんのおかげで、悩みが解決しました。ありがとうございます」

P「いやうん……でもあれで良かったのか?」

春香「はい!これから腹黒キャラでバリバリ頑張りますね!」

P「それはほどほどにしてね?そんなことしたら、きっと事務所の電話パンクするから」

春香「ちゃんと分かってますよぉ~」ウフフ

P「コイツ、絶対分かってねぇ。でもまぁいいやもう、時間ないし。そんじゃお留守番よろしく」ガチャリンコ

春香「はい!行ってらっしゃい、プロデューサーさん!」

14 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:03:22.06
あずさ「はぁ……」

P「おや?ため息とは幸せに近付いているね、あずささん」

あずさ「あっ、プロデューサーさんお疲れさまです」

P「あずささんもお疲れですな。それでなに?なんかあったの?ケツでも揉まれたの?」

あずさ「いえ、そういうことはされてませんね。……ちょっと悩みがあるんです」

P「なに?悩み?どんな?おじさんに話してみるがいいぞ」

あずさ「いいですけど……あの、笑わないでくださいね?」

P「なにそれ?笑えっていうフリ?」

あずさ「そんなこと言うなら話しません」

P「なによもう、冗談通じないんだから。笑わないから話してみなさい」

あずさ「それじゃあ話しますけど……運命の人ってなかなか出会えないものですね」

P「……え?それだけ?」

あずさ「はい、これだけですよ」

P「笑いどころは?」

あずさ「あったほうがよかったでしょうか?」

15 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:04:51.42
P「まぁ無理にとは言わないけど、なるべくはね。つーかそんなことで悩んでんの?くだらないね」

あずさ「くだらなくなんてありません!私にとっては大事なことなんですよ!」

P「おぉ、あずささんがそんな必死になるなんて。じゃあ……アレじゃない?運命の人はすぐ近くにいるんじゃない?」

あずさ「えっ?すぐ近くにですか?」

P「なんかよくそう言うじゃん?だからそうなんじゃないの?」

あずさ「た、例えばどんな人のことなんでしょうか?」

P「そんな例えばなんて言われても……隣の家の人とか?」

あずさ「あの……私、レディースマンションなんですけど……」

P「おっと、あずさ君。運命の人がなにも異性とは限らないよ?」

あずさ「そこは限ってもらいたいところですねぇ」

P「まぁ現実は厳しいものなのさ、きっと。やんなっちゃうよね」

あずさ「ところで、プロデューサーさんは運命とか感じたことありますか?」

P「運命?ダダダダーン的な?体に雷ほとばしっちゃう的な?ないね、そんなことは」

あずさ「やっぱりないんですね」

P「やっぱりってなによ?俺ってそんな運命感じたことなさそうな人間なの?」

16 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:06:34.18
あずさ「うーん……運命とかそういうロマンチックなことに興味なさそうな気がするんです」

P「なにを言う、あずさ君。俺からロマンチックとったらただの腑抜けになっちゃうよ?」

あずさ「そうなんですか?とてもそうには見えませんけど……」

P「そうだよ、お前らの仕事も俺のロマンチックでとってきたのがほとんどなんだから」

あずさ「またそんなこと言って……嘘ばかりついてちゃいけませんよ?」

P「これは冗談だから嘘じゃないの。だからそう心配しなさんな」

あずさ「別に心配してるわけじゃありませんけど……」

P「つーかさ、あずささんはどんな奴と運命感じたいの?」

あずさ「えっ?私ですか?」

P「まぁ、ここには俺かあずささんしかいないからね。好きなタイプっていうの?なんかあるでしょ?」

あずさ「好きなタイプですか……優しい人がいいですね」

P「出た!出たよ好きなタイプが優しい人!女ってなんでみんな優しい人が好きなの?」

あずさ「……なにか文句でもあるんですか?」

P「文句なんてないよ。でもね、優しい人なんていないの。特に女が思うように優しい男なんて存在しないの」

あずさ「プロデューサーさんが知らないだけでいるかもしれないじゃないですか」

18 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:09:42.43
P「いない、絶対いない。もしいたとしてもそんな奴にはもう誰かいる」

あずさ「誰かって、恋人のことですか?」

P「だってそうじゃん?数々の女がタイプに挙げるような男がフリーなわけないでしょ?」

あずさ「それは……そうかもしれませんね」

P「だが落ち込むことはないよ、あずさ君。好きなタイプと好きになる人は大抵違うものだから」

あずさ「……確かにそうかもしれません」

P「そうっしょ?俺、一回も自分の好きなタイプを好きになったことないし」

あずさ「プロデューサーさんの好きなタイプってどんな人なんですか?」

P「俺の好きなタイプは、ほらアレだよ。あの……天真爛漫みたいな?なんかまぁそんな感じ」

あずさ「やよいちゃんみたいにですか?」

P「え、なんでそこでやよいを出すのよ?そんなん俺答えられないよ」

あずさ「そんなに気にすることじゃないと思いますけど」

P「いや流石にやよいはいけないよね、うん。俺捕まっちゃう」

あずさ「でも天真爛漫ってやよいちゃんみたいな子のことですよね?」

P「……ねぇ、なんでそうやよいに関連づけるの?俺だってやよいはいい子だと思ってるけど」

21 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:18:21.64
あずさ「それってやよいちゃんが好きってことでいいんですよね?」

P「よくない!全くよくない!つーかなにが目的なんだお前は!?」

あずさ「あら?冗談ってこんな感じじゃありませんでしたっけ?」

P「いやいや全然違うから。なんで急に冗談?」

あずさ「プロデューサーさん、よく冗談言うから私も言ってみたくなっちゃって」

P「分からない、あずささんのことが全く分からないよ俺は」

あずさ「なら……もっと私のこと知ってみませんか?」

P「なにそれ?それも冗談なの?慣れないことをいきなりするもんじゃないよ」

あずさ「……そういう反応になりますよね……はぁ……」

P「え?なんでため息?まぁいいけど。それで、あー……なんの話だったっけ?」

あずさ「私の運命の人の話でしたね」

P「そうそうそれそれ。まぁ、俺はそんな焦ることないと思うよ?まだまだチャンスはあるさ」

あずさ「別に焦ってるわけじゃ……この人だったらいいなって人はいるんですけどね」

P「え、ちょっと誰?どこの馬の骨なのソイツは?おじさんに詳しく話してみなさい」

23 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:20:30.65
あずさ「いい加減で、すぐ冗談ばかり言って、人の気持ちに気付かない人です」

P「あー、ダメ。ダメだねソイツは。まずいい加減ってのはいただけないね」

P「それに冗談ばかりなんて言ってるけどそれってただの嘘つきでしょ?」

P「加えて人の気持ちに気付かないなんて、こりゃあもう言語道断だよ」

あずさ「でも仕事は真面目にやってますし、長所を伸ばすのも上手で、周りの子たちにも慕われてますよ?」

P「ダメダメだ、ダメダメだよあずさ君。仕事を真面目にやるのは、人として当然なことなの」

P「あと長所は、別になんもしなくても勝手に伸びるもんなの。好きこそものの上手なれ的な?」

P「慕われてるっていうのは、きっとアレだ……あの、騙してんだよソイツが。周りの子たちを。全く悪い奴だよソイツは」

あずさ「あらあらぁ……全否定ですね」

25 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:21:44.53
P「だってそりゃそうでしょ。そんな俺みたいな奴にあずささんは任せられません」

あずさ「えっ!?き、気付いてたんですか!?」

P「気付いてたってなにに?まぁいいけど。とにかく俺はそんな奴は認めないぞ」

あずさ「でも別にプロデューサーさんに認めてもらう必要はありませんよね?」

P「まぁね、確かにそうだけどね。けど今はNOだよ俺は」

あずさ「今はってことは変わることもあるかもしれないってことですよね?」

P「まぁ……俺だって人間だからね、絶対なんてありえないよ。でもそう簡単には変わらないさ」

あずさ「それでもかまいません。いつかプロデューサーさんに認めてもらえるよう頑張らないといけませんね」

P「いやあずささんが頑張ることじゃなくね?」

あずさ「いえ、これでいいんです。私が頑張っていつかプロデューサーさんにOKって言わせてみせます」

P「それならまぁいいけど。お仕事のほうもそれくらい頑張ってほしいものだね」

26 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:24:24.91
P「おい、そこの双海姉妹。ちょっと話があるのできなさい」

真美「どったの兄ちゃん?」

亜美「プレゼントでもくれるの?」

P「プレゼント?あー……ある意味そうかもしれない」

真美「えっ、ウソ!?ホントに!?」

亜美「なになに!?どこにあるの!?」

P「俺が渡すプレゼントといえば新しいお仕事さ。これでさらに君たちの親御さんのふところが暖かくなるぞ!」

真美「えー、お仕事なのー」

亜美「期待させといてそりゃないよ」

P「ところで君たちはアクションは出来るかね?」

真美「アクション?リアクションなら出来るよ!」

亜美「熱々おでんも熱湯風呂もどんとこいだよ!」

P「そんな芸人のお仕事をアイドルになんてやらせません!」

真美「それでさ、新しいお仕事ってなに?」

亜美「アクション出来るかってことは……カンフー映画とか!?」

29 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:25:46.50
P「いやプリキュア。プリティでキュアキュア」

真美「え?い、今なんて……?」

亜美「ぷ、プリキュア……?」

P「そうだぞ。プリキュアだぞ。特撮だぞ」

真美「え、えぇー!?ほんとなの!?」

亜美「ほんとに亜美たちプリキュアに出れるの!?」

P「あぁあぁ、出れるよ出れるさ出れるね出れるな」

真美「通行人とかじゃないよね!?」

亜美「一話だけのゲストとかもヤだよ!?」

P「なにを言う、俺がそれくらいの役しかとれないとでも思ってるのかい?二人ともちゃんと主役だぜ?」

真美「じ、じゃあ真美たちちゃんと変身出来るんだよね!?」

P「そりゃあ主役だからな、当たり前田のクラッカーだよ」

亜美「体鍛えなきゃいけないね!」

P「なら響に教わったらいいんじゃない?アイツ、結構鍛えてますから」

31 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:27:19.83
真美「それにしてもプリキュアかー……まさか亜美と一緒にプリキュアになれる日がくるなんてね→」

亜美「アイドル冥利に尽きるね!うんうん!」

P「なんでも今度のプリキュアは主役を双子にしたかったんだって。その話を聞いた俺がこう、番組Pを接待してだね……」

亜美「ねぇねぇ、亜美たちどんな役なの!?」

P「む、人がまだ話てるってのに……まだキャスティングを決めてる段階だから細かいとこは決まってないの」

真美「でもさでもさ!大体は決まってるんでしょ!?」

P「大体?あー、俺が聞いた話だと、最初はお前ら二人で中盤の最初で二人増えて、中盤の終わりに一人減って最終的に三人になんだって」

33 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:28:28.80
亜美「え?一人減るの?」

真美「途中で増えた人がいきなり減るわけないし……最初の二人のどっちかってこと?」

P「あー、うん。亜美がやる役が途中で裏切って敵側に寝返るみたいな?なんかまぁそんな感じ」

亜美「えー!ヤだよそんなの!」

P「俺にそんなこと言われても」

真美「なんとかならないの、兄ちゃん?これじゃあ亜美があんまりだよ」

P「さすがの俺にもそんな力はないわけで。まぁまだ確定したわけじゃないみたいだけど」

亜美「ほんとに?ならさ、可能性はどれくらいなの?」

P「あー……可能性は95パーセントくらい?」

亜美「それもうほとんど確定じゃん!」

34 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:29:37.74
P「ほら、なんか前いたろ?敵からプリキュアになったやつ?」

真美「パッションのこと?」

P「そうそう、パッション。俺アイツ好きだったんだよねー、もう可愛くて可愛くて」

真美「真美、パッションの人に会ったことあるよ」

P「マジかよ!?え、パッションどんな感じ!?」

真美「んー……パッションは役のまんまかなぁ?ちょっと天然でズレてるみたいな?」

P「マジで!?ウソだろ!?……あれ確か二年前だから今は16か……無理だな、捕まっちゃう」

亜美「もう!今はそんなことどうでもいいでしょ!亜美の役のことのほうが大切だよ!」

P「え?あぁ、だからそのパッションの逆みたいに思ってやればいいって言おうと思ってたんだ」

真美「あー、だからパッションだったんだね」

亜美「そう言われてもなんかしっくりこないよ……」

P「まぁまぁ、東映も迷走してるんだろうて。今のままじゃいけないって」

亜美「だからってそれの犠牲になんてなりたくないよ!」

35 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:30:51.40
真美「まぁまぁ、兄ちゃんがせっかく取ってきてくれたお仕事なんだから、そんな文句言わないでさ」

亜美「真美はずっとプリキュアだからそんなことが言えるんだよ……」

真美「うっ!で、でも!敵になるプリキュアなんて今までいないよ!?オンリーワンだよ!?」

P「そうだぞ、亜美。もしかしたらお前の役が一番人気出るかもしれないぞ」

亜美「そうかなぁ……?」

真美「そうだよ!うん!亜美なら大人気間違いないね!放送前から大人気確定なんて妬けちゃいますな→」

P「そうだな、焼けちゃうな。だが紫外線は体に毒だぞ」

亜美「二人とも……ありがとね、私のために」

P「ん?なんだい?やる気でもみなぎってきたのかい?」

亜美「うん!やっぱり敵になるのは嫌だけど……真美と一緒にプリキュアになれるなんて今回だけだと思うしね!」

真美「そう!その意気だよ、亜美選手!やっぱり亜美はそうでなきゃね!」

P「よし、じゃあ番組Pに出るって連絡しとくな」

真美「よろしく頼むよ、兄ちゃん!」

亜美「しっかりやってね、兄ちゃん!」

P「なんだね君たちは。俺はこの程度のこともまともに出来ないとでも思ってるのかね?」

36 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:32:24.53
真美「よ→し、それじゃあ今日から体鍛えますか!」

亜美「ひびきんにトレ→ニングメニュ→作ってもらわないとね!」

P「なんだコイツら、俺の話聞いちゃいねぇ。まぁいいか、ピポパピプペポ」トゥルルルルルル

真美「あっ、まこちんにも聞いてみよっか?」

亜美「そうだね、プリキュアといえば格闘!なんだし」

真美「そうとくれば、善は急げだ!早速ひびきんとまこちんに聞きにいこうよ!」

亜美「確か二人とも今日はダンスレッスンだったよね?じゃあ亜美たちもスタジオに行こっか!」

真美「精一杯頑張って真美、完璧になる!」ガチャリンコ

亜美「幸せゲットできるって亜美、信じてる!」バタンコ

P「番組Pが受けてくれてありがとうって、それでまた詳しいこと決まったら連絡するって、ってアレ?」

P「アイツらなに?どこ行ったの?え?なに?ポルターガイスト?」

38 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:34:18.13
響「はい、ハム蔵ご飯出来たぞ」

ハム蔵「ムシャムシャムシャムシャ ウックルシ」

響「ほら、そんなに慌てて食べないの」

ハム蔵「ゴホゴホッ シヌカトオモタ」

響「今度はゆっくり食べるんだぞ」

P「お前さ……ほんとに動物好きな」

響「うん!みんな可愛くて大好きだぞ!あと体鍛えるのも好きだぞ!」

P「でもさ、毎日毎日世話すんの面倒じゃないの?アレだぜ?毎日焼かれてるのが嫌で逃げ出すたい焼きもいるんだぜ?」

響「確かにそういう時もあるけど、みんな大事な家族だからちゃんとしなきゃいけないんだ」

P「俺なんて自分の飯作るのも面倒なのによくやるね、ほんと。動物にそこまでしてられないよ」

響「プロデューサーは動物嫌いなのか?」

P「そういうわけじゃねぇよ。俺だって幼い時は犬を欲しがったものさ。結局飼えなかったけど」

響「なんで飼えなかったんだ?」

P「いやー……俺なんか動物から嫌われるタイプみたいで」

響「そうなのか?詳しく聞きたいぞ!」

39 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:35:41.19
P「え?こんな話聞きたいの?オチなんてないよ?」

響「自分、プロデューサーのこと全然知らないからもっと知りたいんだ!」

P「なんすかその理由。まぁいいや、じゃあ話すけど」

響「うんうん!」

P「幼い頃のプロデューサー少年はある日、お母さんに犬を飼いたいと申し出たんだ」

響「それでそれで!」

P「そしたらお母さんは犬飼ってもどうせ面倒みないからダメって言ったんだ」

響「うんうん!ちゃんと面倒をみないと飼っちゃいけないぞ!」

P「そこでプロデューサー少年はすかさず、ならばせめてペットショップへ連れてってくれ後生だからと頼み込んだんだ」

響「親に後生だからなんて頼みからする子供ってなんかイヤだぞ……」

P「うるさい!あの頃は俺も若かったの!……話を戻そう」

P「そのプロデューサー少年の必死の願いをお母さんは渋々聞き入れて、二度目は無いぞとペットショップへ連れて行ってくれたの」

響「ペットショップに行くくらいでそんなに厳しくすることないと思うぞ」

41 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:36:59.96
P「そうこうしてる間にペットショップへ着いたんだ」

響「おぉ!やっと本題になったな!」

P「プロデューサー少年は目を輝かせながら、店内へ足を踏み入れたんだ。すると……」

響「すると?」

P「店の動物たちが一斉に騒ぎ出したんだ」

響「えっ」

P「犬はけたたましく吠え、猫は低い声で唸りをあげ、鳥は忙しなく飛びながら鳴きわめく。その様はまさに地獄のようだった」

響「うわぁ……」

P「俺もうわぁ……って思ったよ。でもまだ純粋だったプロデューサー少年は、自分がその原因だとは気付いてなかったんだ」

響「そ、それでプロデューサー少年はどうしたんだ?」

P「プロデューサー少年は一匹の子犬に手を伸ばしたんだ。その子犬はこの喧噪の中でも大人しく、身動き一つ取ってなかった」

響「それってただ怯えてるんじゃ……」

P「今思えばそうなんだろうけどね、あの時はコイツだけはまともなんだと思ってたのさ」

42 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:38:23.64
P「それでね、子犬に手を伸ばして触ろうとした瞬間……」

響「し、瞬間……!」

P「手を思いっきり噛まれた」

響「えっ」

P「マジでもうあらん限りの力で、肉を引きちぎらんばかりに」

響「子犬って言っても犬は犬だから本気で噛まれたら大変だぞ!」

P「あぁ、大変だったね。手から血を流して泣き叫ぶ俺、その声でさらに騒がしくなる店内、異常を察し顔を青くして駆け寄る店員、そんな俺を見て両手叩いて笑う母親」

P「子供のトラウマになるには充分な状況だよね」

響「プロデューサー……苦労してたんだな……」

P「今ではいい経験だよ。結局手を4針縫ったけど、治療費は全部ペットショップが出してくれたし」

響「それは当然じゃないかな?」

P「で、母親からはこんなことになってしまったけど、きっと多分たまたま機嫌が悪かっただけで、普段はすごく大人しくて人懐っこい子だから、これで動物を嫌いにならないで」

P「っていう説明を店員からされったって、お前そんな犬に手噛まれるなんてほんと動物に嫌われてんだな、ってのをつけて笑われながら言われたの」

響「プロデューサー……素直に同情するぞ……」

43 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:40:17.98
P「これで終わり、案外長かったな」

響「……プロデューサー!」

P「ん?なんだね?話の文句なら聞かんぞ」

響「プロデューサーがそんな大人になったのは、きっと動物たちとまともに触れあわなかったからだぞ!」

P「いや、親からまともに愛されなかったからじゃないかな?つーかそんな大人ってなんだよ」

響「自分がなんとかするから動物たちと触れあおう!今からでも遅くないぞ!」

P「いやね、だから動物たちのほうから俺にNOを突きつけてるの」

響「でも!ヘビとかワニとかは虫類はきっと大丈夫さー!」

P「それは俺がこえぇよ」

響「そんなわがまま言わずに少しでも触れあったほうがいいんだぞ!」

P「いいよ別に、そんな無理して触れあわないでも。ほらアレだ、あの……なんくるないさーだ、うん」

響「な、なんくるなくないさー!」

P「おぉ、お前がそれを言うか」

44 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:41:43.93
P「つーかもういいだろ、俺のことは。君は俺のことより自分のことを考えてなさい」

響「でも自分はプロデューサーを心配してだな!」

P「お気持ちだけで充分でごわす。つーかね、その歳でそんなお母さんみたいなことを言うもんじゃないよ」

響「お母さんなんかじゃないぞ!ただ自分はプロデューサーがよりよい人間になって欲しいだけで!」

P「もういいってだから、余計なお世話なの。アレだよ?いい加減ウザったいよ?」

響「!!……心配してくれてる人間にそんなこと言うなんて!」

P「なんだよ、俺だって人間なんだからウザいくらい思うよ」

響「もうプロデューサーなんてしらないぞ!後悔したって助けてやんないからな!」ガチャリンコ

P「いやちょっと飛び出すって……そんなに傷つくもんかいね?」

P「まぁいいや、あとでなんとかしよう。響なら迷っても鳥に道聞けるだろうし」

45 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:43:17.81
P「あ、ヤベ。仕事してたらいつの間にか二日目の昼前になってる」

響「はいさい!今日も一日なんくるないさー!」ガチャリンコ

P「お、響。お前昨日飛び出した後どこ行ってたんだ?」

響「げっ、プロデューサー」

P「なんだねその反応は、響君。人の顔を見るなりそれとは、失礼だとは思わんのかね」

響「プロデューサーだけなのか?他の人はいないのか?」

P「俺の質問無視かよ。他のは仕事やら休みやらまだ来てないやらで誰もいないね」

響「そうなのか……プロデューサーなんかと二人きりだなんて……」

P「なんかとはなんだね、君。せっかくお前に新しいお仕事を用意してやったのに」

響「新しいお仕事!?ホントか!?」

P「ほら昨日お前怒らせたじゃん?だからそのお詫びにと思ってね」

響「ぷ、プロデューサーが怒らせたお詫びを用意できるなんて!自分、感心したぞ!」

P「褒めてるようで失礼だからな、それは。まぁ俺がただ謝るよりか、こっちのほうがいいだろうと思ってね」

響「でもプロデューサー、こんな急に新しい仕事を決めてくるなんて大変だったんじゃないか?」

P「あぁ、大変だったんだぜ。なんせ昨日の今日だからな。おかげで完徹越えたぜバカ野郎」

46 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:44:15.12
響「なぁなぁ、どんな仕事か詳しく教えてよ!」

P「え?あー……なんか真面目な番組なんだって。アニマルセラピーみたいな?なんかまぁそんな感じ」

響「あ、アニマルセラピーなのか?自分に出来るかなぁ……」

P「なんでも悩みや病気を持った素人と動物を触れあわせて、その悩みを少しでも解消させるってのがコンセプトらしい」

P「そこでお前は、動物との触れあいのサポートをしたり悩みを持った素人にインタビューしたりするんだって」

響「うぅ……さらに不安になってきたぞ……」

P「そこまで心配することないんじゃない?元々向こうはお前に頼む気だったみたいだし」

47 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:45:36.96
響「えっ?そうなのか?」

P「予算の都合でお前のギャラがロクに払えそうもないから、違う人にしようとしてたみたい」

響「そんな……自分は別にギャラのことなんて気にしないぞ」

P「俺もそう言ったよ、ギャラなんて出せる範囲でいいって。そしたらよろしくお願いしますだって」

響「そうだったのか、じゃあ今日からアニマルセラピーの勉強しないとな……」

P「そんじゃあ行こうか、響」

響「えっ?行くってどこにだ?」

P「その番組の打ち合わせが今からあるの。もう一回目の放送まで時間ないんだって」

響「そんなこと急に言われても困るぞ!は、早く用意しないと!」

P「別にそのままでいいんじゃね?用意するなら、もう時間ないんだし早くしろよ」ガチャリンコ

響「あっ、プロデューサー!ちょっと待ってくれー!」

49 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:49:05.53
P「あーかーいあかーいー 赤い仮面のブイスリャー ダーブルタイーフンー 命のベールートー」

真「プロデューサー、なんですかその歌?」

P「ん?斗え!仮面ライダーV3だよ」

真「なんで仮面ライダーの歌なんて」

P「それはだね、真君。君に仮面ライダーのオファーが来たからだよ」

真「えっ?ぼ、ボクが仮面ライダーに!?」

P「ほらお前女に人気あるし、それに格闘技やってるから生身のアクションも出来るだろうしって理由らしいよ」

真「あのそれって……女の子の役じゃないんですよね?」

P「まぁ主役だからガンガン男になっちゃうよね。ちなみに髪型はリーゼントらしい」

真「またそんな役……たまには女の子の役もやりたいのに……」

P「ちなみにお前が変身するライダーはこんなん」

真「どんなんですか?……あの、これってどういうことなんですか?」

P「なんでもロケットをイメージしてるらしい」

真「ロケット?あー、言われてみればそんな感じですね」

53 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/14(月) 23:53:00.86
P「おい、それで納得出来るのかお前は。俺には体が生えた座薬にしかみえないっていうのに」

真「ざ、座薬って……でも確かにそっちのほうが近いかも」

P「だろ?日曜の朝から全国ネットで座薬が正義のために戦うんだぜ?コントだとしても設定が破綻してるよ」

真「……この仕事受けなきゃダメですか?」

P「なに?いやなの?自分の分身が動く座薬だから?」

真「別にそういう意味でじゃないですよ!ただ……男役はやっぱり男性がやったほうがいいと思うんです」

P「まぁねぇ、俺もそう思うよ。別に真じゃなくてもいいんじゃね?って」

真「それに仮面ライダーなんて男の子の憧れなのに、その主役が女のボクだなんてなんか……その、違う気がするんです」

P「んー、そうかい。じゃあ向こうには断りをいれておこう」

真「大丈夫なんですか?ほんとに断ったりして」

P「あー……まぁ大丈夫じゃない?そにお前やりたくないんだろ?」

真「すみません、プロデューサー。わがまま言っちゃって」

P「いいさ別に。そういうのも俺の仕事だし、それに子供のうちからやりたくないことを無理にするもんじゃない」

真「もう子供って歳でもないと思いますけど……」

P「なにを言う、お前らなんてみんなまだまだガキンチョさ。あずささん以外」

60 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 00:02:41.70
真「にしても同じ特撮の仕事だってのに、亜美と真美はプリキュアでボクは仮面ライダーなんて」

P「お前がプリキュアなんて出たらタキシード仮面みたいになっちゃうよ」

真「タキシード仮面ってなんですか?」

P「あれ?お前知らないの?あー……そういや時代が違うか」

真「時代が違う?昔のなんですか?」

P「そうだね、もう結構前だね。セーラームーンだから」

真「あぁ、セーラームーンは知ってます。名前だけですけど」

P「まぁそうなりますよね。いやー感じちゃうな、ジェネレーションギャップを」

真「それでタキシード仮面ってどういったキャラクターなんですか?」

P「え?あぁ、セーラームーンたちがピンチの時に現れる男みたいな?なんかまぁそんな感じ」

真「男役ばっかりじゃないですか!」

65 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 00:13:43.28
P「いやそんな文句を俺に言われても」

真「どこ行ったって王子様だのイケメンだの……もうたくさんだ!」

P「え?なんで急にスイッチ入ったの?」

真「プロデューサー!ボクに女の子の役をください!」

P「えぇー……そんなオファー来たことないし、む」

真「無理なんて言いませんよね!?ボクたちのプロデューサーなんだからこれくらいの仕事なら取ってこれますよね!?」

P「まぁまぁ、落ち着きなさい真君。頭に血が上ってちゃ冷静な判断が出来ないぞ」

真「プロデューサー……お願いしますよ……」グスグス

P「え?今度は泣き落としなの?感情の起伏が激しいんだから」

真「ボク、このまま王子様だけでアイドル活動を終えたくないんです……」グスグス

P「……もう、全くこの子ったら仕方ないんだから。女の子の役だったらなんでもいいの?」

真「と、取ってきてくれるんですか!?」

P「まぁ俺も真がずっとこのままなのはいけないと思ってるし。こういうのはやろうと思った時を逃すと、なかなか次がないからね」

69 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 00:26:57.22
真「へへっ、やっりぃ~!さっすがプロデューサー!」

P「ちなみにどんな役がいいの?」

真「お姫様!プリンセスがいいです!」

P「それは無理だ。諦めなさい」

真「なっ!そんなはっきり言わなくてもいいじゃないですか!」

P「夢を叶えるためには多少の妥協も必要なのだよ、真君。まぁ探してはみるけど」

真「探すだけじゃダメですからね!ちゃんと仕事を取ってきてくださいよ!」

P「もう、わがままなんだから。そんなところだけはお姫様だね、全く」

真「お、お姫様ってそんな……えへへ」

P「おい、なぜ照れる。そういう意味で言ったんじゃないよ」

真「それじゃあボク、ダンスレッスンに行ってきますね!お願いしますよ、プロデューサー!」ガチャリンコ

P「他にやんなきゃいけないこともあるってのに……はぁ、プロデューサーの辛いところね、これ」

77 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 00:50:43.07
P「やぁやぁ、3日ぶりにまともな出社だよ。どんとお迎えするがいいぞ」

真「あっ、プロデューサー!今までどこ行ってたんですか!?」

P「え?なに?真だけ?ちょっとあんまりじゃない?」

真「みんな心配してたんですよ?社長と律子と小鳥さんは大丈夫って言ってましたけど」

P「なんだオイ、ウチのスタッフどもは。ちゃんと説明しておくようにって言ったのに。まぁいいや」

真「それでなにしてたんですか?……まさかボクの仕事を!?」

P「そうさ、その通りだよ。取ってきたぜ、女の子の役」

真「まさか本当に取ってくるなんて……ど、どんな役なんですか!?」

P「ロミオとジュリエットのジュリエット。なかなかの大役ですな、うんうん」

真「ど、ドッキリとかじゃないですよね!?」

P「なに、そんなことはないさ。ちゃんとれっきとしたジュリエットの役だよ」

82 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 01:06:25.42
真「ほ、本当なんだ……本当にボクがジュリエットに……」

P「なかなかお前の希望に合うもんがなくてね、おかげで3日ほとんど寝てない。もう逆に目がギンギン」

真「ありがとうございます、プロデューサー!ボクのわがままを叶えてくれて……」

P「いえいえ、どういたしまして。……まぁこれにはちょっと裏があるんだけどね」

真「えっ?う、裏ってなんですか?」

P「これ舞台なんだけど、真は全公演ずっとジュリエット役じゃないの」

真「どういうことですか、それ?」

P「公演ごとにロミオとジュリエットの役が変わるの。なんつーの?コンバーチブル的な?」

真「えっと……まだよく分からないんですけど……」

P「だから、お前はジュリエット役とロミオ役をやるの」

真「えっ?なんですかそれ!?」

P「だからね?例えば昼公演でお前がジュリエットをやったら夜公演じゃお前はロミオをやることになるの」

真「つまり一人二役ってことですか?ややこしいな……」

P「仕方ないだろ、お前に女の役やらせてもいいっつったのはこれしかなかったんだから」

85 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 01:21:18.98
真「……プロデューサーが言ってた多少の妥協ってこういうことなんですね」

P「あぁまぁそうなったね。あの時はこんなことになるなんて思ってなかったけど」

真「一人二役でもボク、頑張りますよ!せっかくプロデューサーが取ってきてくれた女の子の役なんですし!」

P「是非とも頑張ってくれ、俺もちゃんと見に行くから。それじゃあこれ」

真「なんですかこれ?地図?」

P「赤い丸ついてるところあるだろ?今からそこで顔合わせと稽古があるから行ってきて」

真「行ってきてって、プロデューサーはついて来てくれないんですか?」

P「ごめん無理、なんか急に眠い。もう耐えられそうもない」

真「3日寝てないなら仕方ないですね。これ何時に始まるんですか?」

P「14時から。もうあと30分ばかりだね」

真「それなりに時間ないじゃないですか!?急いでいかないと!」

P「迷うなよ、初めての顔合わせをすっぽかしたら現場で居心地悪くなるぞ」

真「分かってますよ、それくらい!それじゃあ行ってきまーす!」ガチャリンコ

P「はいはい、行ってらっしゃい。あー……もうダメだ、ここで寝よう」

87 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 01:25:55.04
俺ももう寝る

92 : 以下、名無しにかわりましてプロデューサがお送りします : 2011/11/15(火) 01:44:08.08
今千早の書き溜めてるからまたいくつかまとまったらスレ立てると思う

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