【モバマスSS】モバマス×モンハン1 『村おこし』

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【モバマスSS】モバマス×モンハン1 『村おこし』

働かないはずの村長が「村おこし」を唱えた。

コタツから出て、気まぐれに髪なんていじりながら。

何を言っているかはともかく、村長が自らの意志で立った。
この吉兆に村の者たちは歓喜し、踊り、世話役は村長にぱわーを注入した。

後はとにかく宴である。

結局酒が飲めて騒げれば、なんでも良いのである。


祝いのハピ粉に煙るPOPOの村。このどうしようもない村が、この日を境におっきくなる話を追いかけたいと思う。


三日三晩に亘る久方ぶりの宴の間、村長の言う「村おこし」については最初にちょっぴり案が出た。

大多数は「村おこしにはハンターをお迎えするのが一番!」との意見である。

他は「キノコ立村」くらいしかマトモな案が出なかったので、キノコはハンター誘致に絡めて精力的に行う事で落ち着いた。


毎度の事であるが、宴会が進み酒が回ってからはロクな意見が出てこない。

お酒は二十歳になってから。だがハピ粉は別であるからして、やはり村人の誰もがまともな事を言える時間は短かったのである。


宴の中に飛び交う「強い野球チームの誘致」「ガチャ、ガチャを回す」「山梨からPaを!」「SR化はよ」等の意見がそれを証明してくれる。


かくして、ハンターの誘致がPOPOの村での村おこし第一歩の課題となった。






後日。

ハンターズギルドから待望のハンター誘致カタログが届いたので寄合が開かれた。


「にょわー☆高ぁーい!ウケルー!」

高額な経費に静まる集会所。


ギルドのハンターを、僻地の村へ出向させる事はよく耳にする。
だからこれ程高くつくとは皆思わなんだ。

「きらり、村長に報告してくゆ☆皆の考えは、また明日おせーてちょ♪」

世話役の言葉を最後に、その日の寄合は終わった。

明日吹く風がなんとかしてくれる。ほとんどの者がそう信じて疑わず暖気に家路につく中、村の事務員ちひろだけは囲炉裏の前に朴として座し、猛烈に頭を働かせていた。



(騒いでる場合じゃなかった。)

(せめて覇種発見前ならば、)

(にしてもギルドめ足元を見よってからに…。)


「この千川ちひろが、足元を見られるとはっ!」


燃え盛る囲炉裏に修羅の顔が照る。

幸い、ちひろの顔を見たものは誰一人いなかったそうな。






「懐かしい道だぁ」

草食獣ポポが牽く車の上で、運転手が呟く。

「P君、来たことあるの?すごい山の中だけど…」

幌のついた荷車の中から、沢田姉さんが訪ねる。

「はい!何を隠そう、この先にある村が自分の故郷です!!」

「あら。通りで迷わず進んでたわけだ」

「この辺りならどんな山道だろうと迷子の心配はありません!
何ならお休みになられても、自分は構いませんよ!!」


「頼もしいわね。でも、遠慮しとくわ。」

「残念です!!」

「P君が生まれて育った場所を、よく見たいからね」

「光栄です!!!」


ポポ車はふたりを乗せてゆっくり進みます。






だいぶ寝過ごした。

夕焼けが、今さら取り戻しようのない時間を教えてくれる。

忙しい仕事の合間に、旅行に行こうと決めた。山へ。大きな木の下で、思いっきりひなたぼっこをキメたかった。

その結果が今である。


「置いてかれちゃった。」

申し込んだ旅行プランが格安弾丸ツアーと知ったのは、夕焼けの中、全てが終わった後。


寝起きの頭を左右に振ると、小日向は下山のために立ち上がった。

3日も歩けば、街に帰れる。途中、船なり飛行船なりの発着場があればもっと早く帰れるはずだ。

「クビになってなきゃいいけど。」

街に残した生活を思うと、足取りが重くなった。






山道を下り始めてすぐ、ポポ車と遭遇した。


こんな山の中でも案外発展しているのかもしれない。

もしかしたら明日の朝に街へ帰れる可能性もあるかもしれない。

そう思ったら、ポポ車を運転する男へ声を掛けずにいられなかった。


「あ、あのっ!」

「はい!!!なにかっ!?」

やけに大きな声で返事を返されると、なんだか怖い。


「この近くに、ま、町はありますか?」

「村でしたらありますよ!この道をずっと登った先です!!」

「あぁ良かった。次の飛行船は、いつ経ちますか?」

「飛行船?HAHAHA!ご冗談を!!」


ポポ車の男が高笑いをはじめた。これは怖い。

「残念ながら、この辺りは飛行船はおろか、旅人もめったに来ませんよ。」

「じゃっ、じゃあ!!ここは、ど、どこですか?」

「POPO山ですよ。ハピ粉で有名な。」

聞いた事のない山だ。それに、ハピ粉。ハピ粉と言えば、Pa大陸の特産品。まさか!!

「ここ、Pa大陸、ですか?」

「そうですよ、Pa大陸の山奥、POPO村の近くです!」


やらかしたー!

大陸ごと間違えたーー!!

Cu大陸にはあと一か月くらいは帰れなーい!!!

はい終わったー!美穂ちゃんお仕事クビになったー。



きっと乗る飛行船から間違えたんだ。

よりにもよってPa大陸だよ!美穂ちゃん生きて帰れるのかな。


「は、はは…」

大気に微量のハピ粉を含むためか、空っぽの笑いすらちょっと楽しい。

「はは、は。ふふ♪」


確かに楽しいけど、でも、すごく悔しい。






「あの、もしもーし!」

「どうされましたー!!」

「Hello、hallo anybody home!?」


突如、P君と話していた女の子から魂が抜けた。

変わりようが普通じゃないので、ひとまずポポ車の中で休んでもらう事にする。

休憩がてら車を停めて、P君にはポポの道草を頼み、小日向と名乗る美穂ちゃんから話を聞いた。


お茶を出してみたら美穂ちゃんはだいぶ落ち着いたようだ。


「このお茶、すごく落ち着きます。」

やみのま茶を甚く気に入ったご様子。


強いハピ粉鎮静作用を持つ「やみのま茶」

Co大陸直輸入で話題を呼び、Pa大陸においては渋さで鳴らし、もっぱら罰ゲームに用いられるこのお茶を、美穂ちゃんは苦も無く飲み干した。

やはり地元の者ではないようだ。


「美穂ちゃん、Cu大陸の人でしょ。」

「はい。そうですが、どうしてそれを?」

きょとんとする美穂ちゃん。その愛らしさでお里が知れる。

「美穂ちゃんは可愛いから。」

「またまた、お姉さんも素敵です!」

「麻理菜、沢田麻理菜よ。よろしくね♪」

「はい、麻理菜お姉さん!」

9つ。離れた年はもう埋まらないのだろう。






「もう、帰るところが無いんです。」

情けない現状だった。今から一か月後、職場にのこのこ帰ったところで、明るい未来が見えない。

「今から帰ったら、間に合わないの?」

麻理菜お姉さんは優しい。でも、何もわかっていない。

「フェスは戦争です。今さら帰ったところで、何もできません。」

それに、前回初めて参加したフェスは想像以上に苦しかった。

「もう、遅いんです…」

本音を言えば、あんな日常に帰りたくなどない。だから、これで良かったのかもしれない。

「そう。じゃあ仕方ないわね。」

「はい。これでいいんです。」

そもそも、なぜあんな苦しい日々に固執していたのだろう。

呼吸をするたび疑問が増えていく。

悩むことがバカらしくなっていく。

「お茶、もっと飲む?」

「あ、頂きます!」


淹れてから時間が経ったのか、二杯目のお茶はひどく渋くなっていた。






「で、これからどうするの?」

麻理菜お姉さんに訊かれても、何も思いつかない。

「うーん、どうしよう…かな。」

何も浮かばず、歯切れの悪い言葉が続く。

「答えるのは考える余裕が出来てからでいいわ。それまでは、しばらく私たちと一緒に動かない?行くとこ無いんでしょ。」

麻理菜お姉さんはさらっと嬉しい事言った。こういう大きな言葉がさらりと交わされるあたり、自分はPa大陸に来たんだなと実感させられる。


「いいんですか?」

「もちろん。困った時はお互い様よ。美穂ちゃんはこれから先の事を、ゆっくり考えたらいいわ」


今は、行けるところまで麻理菜お姉さんについて行こうと思った。






「ただいまー!」

ポポを連れて、P君が帰ってきた。

「おかえりなさい。P君、今日からこの子も道連れよ!」

「小日向美穂です!初めまして、じゃないですよね。改めて、よ、よろしくおねがいします。」


美穂ちゃんの挨拶がどことなく硬いのは、まぁ、P君が旅先で会った初対面の野郎なのだから仕方なかろう。


「やっぱりそうなりました!? にょわー☆祈った甲斐がありましたよ!Pです!!ヨロシク、こひなっちゃん!!!」

そして声が大きく馴れ馴れしいため、耐性の無い子には評判が悪い。

「はいぃ!よ、よろしくおねがいしますっ。」


飛び上がって喜ぶP君。とばっちりで猛烈に撫でられたポポは、まんざらでもなさそうだった。




ポポを繋いで、P君が運転席に乗り込む。


「じゃあ、出発しますよー!」


「はーい!」

「よろしくお願いしまーす。」


三人を乗せて、ポポ車は山道を登りだす。

P君の故郷へ向けて!






すっかり闇に包まれたPOPOの村。

村人の多くが枕の上にせっせと夢を積み上げる中、ちひろはコーヒー片手に頑張っていた。

村おこしに絡めた一儲けを構築中、ティンと来たプランがある。ちひろですら身震いを禁じ得なかった特別なティン!だった。


現在POPOの村はハピ粉が産業の要となり、僻地ながらそこそこの生活が出来ている。

POPO村の周辺区域は大気にすらハピ粉を含むのだ。そこらの枯葉を煎じただけで、良質なハピ粉をどっさり得られる。他大陸はおろか、Pa大陸内でも恵まれた場所である。

即ち、安泰。ちひろの読みではこれから先も村の太平楽は変わらない。


村おこしなど、どうせ村長の気まぐれ発言おたわむれだ。

一時の気運が下がれば、またハピ粉の上に胡坐をかいて、なぁなぁになっておしまいだろう。


そう。このまま何もしなければ。


今回の村おこしにちひろは強烈な旨い香りを嗅ぎ取った。世界の勢力図を塗り替える程の奔流を司る動脈が潜んでいる。

それを利用して、ちひろは村おこしを機にPOPOの村を世界屈指のつよくてすごい村に変えようとしていた。

地下深く眠る土管に溢れるマニー。うまく掘り出せば想像を絶するマニーが村に溢れる。

そして、うまい事立ち回れば…。


じゅるり。

ちひろは眠らずして甘美な夢を見た。


「何人も私の足元を見ることなど許さぬ。全世界の足元は、このちひろが見るためにあるのだ!」

叫びながら悔しい涙が溢れる。流れるは顔が腫れるほど熱い、血に限りなく近い涙。

「私に、。ぐすっ、…ひれ伏せ!!」

強がりなのは自分が一番知っている。寸前で届かない希望ほど、眩しく輝くものは無い。



POPO村の奥深くには、マニーが詰まったぶっとく太い水道管が確かにある。

だが肝心のツルハシが、ちひろはおろか村には無い。

水道管に風穴を開ける強烈な一撃が。






ちひろのプランはそれなりに固まっていた。

ハピ粉、ハピ粉を使う。それだけでいいのだ。



世界中、ほとんどの者はハピ粉の真の力を知らない。「嗜好品としての愉快な粉」程度の認識である。

そこそこの濃度までの話ならばだいたい合っている。

問題は高濃度のハピ粉である。古文書において「村のタブー」としか伝わっていない、高純度ハピ粉の力。

古のしきたりが禁忌を封じ、村に長らくの間体たらくスタイルを叩き込み続けた。

最初は意図的であった「ぐうたら」も、世代を経て磨き上げられた。

こうして洗練されたニートが治める、貪欲な快楽の追及者・何にも動じない楽観主義者・鍛え上げられた脳筋保持者の住む平和なPOPO村が、このハピ粉に愛された僻地に生まれたのだ。


ハピ粉の真の力は、永久に失われたかに思われた。




そんなことは露知らず、ある夏の日に村の書庫で偶然見つけた古文書。全てはその古文書に書かれた穴だらけのフレーズが始まりであった。

以降ちひろは人が変わったように働き始め、可愛すぎる事務員として、村の寄合(自由参加)にも顔を出すくらいがんばった。


「ハピ粉を〇×△、世界を□■@よう!」

ちひろは今日まで読めない文字に夢を重ね、ハピ粉にまみれて生きてきた。




今日ティンときたプランはこうだ。

特産物としてのハピ粉で村の生命線は維持。並行して村おこし用ハンターを誘致。

ハンターを稼ぎ頭にしばらく資金を蓄え、生活から先進工業まであらゆるインフラを整備する。

山奥の僻地なので、いかに目立たず、いかに迅速にこれを構築できるかが鍵となる。

村の風通しを良くしたらハピ粉の研究を進める。同時に村内の限られた人員のみで、失われたハピ粉のきっととんでもない力を秘密裏に解き明かし独占的に手中に収める。

表向きハピ粉研究の中心都市というブランドを一番乗りで勝ち取れば、POPO村の持つ潤沢な資源と(たぶんその時までには使いこなせてるであろう)裏の研究技術の成果とが相まって、大陸が取れるはずだ。


大陸の覇権。そこまでいけば御の字である。一区切りの目標としては十分だ。




Pa民は周囲を見ない。毎日前のみ見つめ能天気に暮らしている。だが、目標を定め団結したらほぼゴールしたも同然。

目標までぶっちぎり駆け抜ける。オーバーランの副産物で世紀の大発見すら飛び出す、可能性の塊である。そう言われ畏怖されてきた。

乾いた濡れせんべい、いや眠れる獅子である。


だから、スタートさえ切れれば、POPO村はとってもつよい村になる。びっくりするほどすごい村になるのだ。



勝算はある。いや、あった。


その崩壊地点が、プラン最大の矛盾を孕む「ハンター誘致」になってしまうのだ。


ギルド出向のハンターは外部の人間。そして奴らは鼻が利き、恐ろしい地獄耳。なぐっても死なない。ハニトラは好かない(筆者が)。

村に招けば、当然こちらの資源を知ってのさばって来るはずだ。

ハンターが相手とは即ち世界規模の組織ハンターズギルドが相手と同義。現在のPOPO村では話にならない対戦カードとなる。

条約などというお約束では、利権の保護など多寡が知れている。資源保護の名の下に、体よく接収されて飼い殺される。

そうなったら、ちひろに「女帝」の誉は一生訪れることはない。「僻地で良く頑張った美人すぎる事務員」でおしまいだ。



そして現状唯一立つフラグが上記のバットコミュニケーションでしかない。

とどめに「村全体が全力でフラグを立てに動く」か、「なんとなく村全体でフラグをへし折る」かの二者択一が明日に迫っているときた。

村おこしに沸く今でなければ、クセのある村人たちにハピ粉研究を焚き付けることはもはや不可能である。

この先、次に来る村長の気まぐれを待つ気にもなれない。というか、たぶんもう奇跡は起きない。


結局自分は何もできず、可愛いだけの美人で終わるのか。


熱く、闇夜が滲む。




ちひろだって女の子。絶望したら泣きじゃくる。






どれくらい泣いただろう。

草木も眠る刻限を過ぎ、一日のうち最も暗い時間が進む。

遠くに、車の音を聞いた。

行商にしてはトチ狂った時間管理である。旅客にしても、夜中を押してこんな僻地に来る理由がない。

常にPa大陸がっかり観光地の上位に輝く「ハピ粉のよく取れるPOPO村」である。他大陸の弾丸ネタツアー以外で来る奴はいない。そしてそれは昼間っから油を売る暇人以外参加しない。

周辺区域はハピ粉が濃いので、おっかない事件も起こらない。

つまり、夜に車がくる理由がないのだ。


これは考えようによっては非常に恐ろしい。平和に胡坐をかいていたのは自分も同じであった。

もし外敵だとしたら、迎撃用の武器なんてこの村にはない。

そもそも、そんなおっかない感情はずいぶん長い事抱いていない。

「泣いてハピ粉が流れちゃったかな…。」ぐすん。鼻をすすって、とにかく外へ出てみる事にした。

門を閉じ怯えるくらいならばスリルを選ぼう。夢破れやさぐれ気味の今のちひろにとって多少の危険は甘いスパイス。

ぐし。力強くパジャマの袖で顔を拭うと、鏡も見ずに玄関へ!

その前に台所へ寄り、せめてもの武装として冷蔵庫から ちくわ[大]を引っ張り出した辺り、ちひろからハピ粉が抜けていないことが伺えた。






村の入り口近くにポポ車が停まっているのがぼんやり見える。

誰かの影が暗闇の中に動き、車とポポの連結を解いていく。

離れて様子を見ていても、終始落ち着いた様子のポポと、作業者のゆっくりとした動作には緊張感が感じられない。

ちひろは大きなちくわを握りしめる手を緩めた。誰なのかは良く見えないが危険な匂いのない来訪者だ。

「どちらさまですか?」

ヒマつぶしに朝までお話でもして過ごそうかしら。すっかり安心してしまい、そんなことを考えて声を掛けてみる。


反応は即座に返ってきた。

「やや!その声はっ!!!」

聞き覚えのある声。昔から聞いてきた、やかましい大声。ずいぶん昔にふらりと村から居なくなった面倒くさい奴を思い出した。

「Pさん?」

「やっぱり!ちひろさんだぁー☆お久しぶりでっす!!!」

一呼吸置いた後、すごい速さで影が近づいてくる。



久しぶりでも体が覚えているものだ。Pという馬鹿が事あるごとにハグを仕掛けてきた事を、ちひろはちくわを握りなおしてから思い出した。

ハグは、別にかまわないとちひろ自身考えている。しかし、最低限の節度とムードの存在は大前提。それを整える努力のために爆死する男だって嫌いではない。

だから何も考えず呼吸から突如ハグへと移行するPに、ハグするちひろは無い。


ハグの構えで迫る愚か者に自分の道を譲る必要もない。退かずに踏み込み、締まりのないその顎へ叩き込む!!

今晩は手刀のかわりにちくわが唸る。弾力のある大きなちくわが見事に愚者の顎を振り抜く。

いなすように、流れるように、Pはちひろの左後方へと崩れた。




「あなたも災難ね。あんな人の車を引くなんて」

主人を張っ倒されても動じないポポにそのまま歩み寄り、ちひろは途中で放り出された連結解除作業を終わらせた。


「おいで。こんな所まで来るのは疲れたでしょう」

村のポポ舎に連れて行こう。行商人と共にやってくるポポ等の草食モンスターを迎えるためにすこし前にノリで作ったポポ舎。大きな荷物の運搬には彼らが欠かせないため、人獣双方から評判のいい施設だ。

手綱を持ってひと歩き。よく人に慣れたおとなしいポポで、誘導すれば静かについてくる。かわいい。


「ちひろさん。ポポなど連れてー、どうしたんですかー」


闇夜の中から及川雫さんが現れた。

村の気まぐれに乗っかりポポ舎を建てさせた黒幕である。そのせいか、村にお迎えする動物たちの世話は彼女が中心となって行う流れができていた。

彼女にはセンサーでもあるのだろうか、POPO村にポポ等が侵入すると高確率で彼女が現れる。そして今夜も現れた。

「ちょうどよかった。さっきPさんが帰ってきましたよ」

暗くても、及川さんの顔が残念そうに変わる様子はわかった。

「で、真夜中には誰もいないので、偶然Pさんを見つけた私が応対しています」

それを聞いて、及川さんは素早く動いた。一瞬でポポの側へぴったり寄り添う。暗闇に乳が弾む。

「じゃあ、この子はお任せください!ちひろさんは、はやくPさんのお世話をー」

「ありがとうございます。でも今のPさんは急がなくても逃げませんから、水の準備くらいお手伝いできますよ」


この娘は譲らないだろうな。ちひろは言いながら考えた。

雫は聞きながら、あの野郎が相も変わらずやらかした事を察した。


「いつものですかー?」

「懲りない人です」


話しながら、二人ともがある種の懐かしさを感じていた。勘弁してほしいものである。そんな感情も同時に。



「ポポちゃんは私がお世話しますよ。Pさんにも水が要るかもしれないですからねー♪」

「わかりました♪じゃあ、よろしくお願いしますね」


ご機嫌で手綱を握る及川さんにポポを任せ、村の入り口へ歩き出す。

いつの間に齧られたのか、ちくわはがっつり縮んでいた。






あの夏祭りの夜以来だった。ちひろさんのパジャマ。

まだ若かった夏には見えなかった魅力。自身は恐らく気付いていないであろう破壊的ノーガード。


闇の中にも関わらず!

すっかり麗しい女性となった彼女の、よりにもよってパジャマ姿を視認してしまった自分が憎い。


「反則だよ…」


今の俺には、麻理菜姉さんがいるんだい。


こちらも久しぶりのためか、直後に受けた一撃がやけに柔らかく感じられ、Pは背徳的な幸福を抱きながら沈んでいった。







村の入り口に戻ると、Pは星空の下で気持ちよさそうに寝息を立てていた。


その側にランタンを持ってうろつく者がいる。Pに同行者がいたらしい。ちひろはなんとなく近くの茂みにちくわを隠した。

「こんばんはー…」

何気ない感じで声を掛けてみる。

ランタンが揺れ、年のころ20代半ばのお姉さんがはっきり見える。

「この村の方?」

相手がすこし警戒しているのか、空気が重たい。

正当防衛とはいえPを張っ倒したちひろとしても若干気まずい。

そんな時こそ笑顔である。

「Pさんのお友達ですね。ようこそPOPOの村に!」

別に敵というわけではないのだ。こちらから腹を開けば警戒もされないだろう。


「あ、ありがとう。その、大丈夫だった?」


ちひろの麗しい笑顔に面喰らいつつ、心配そうな顔のお姉さん。


彼女は始めから警戒などしていない。ならば安心。ちひろは肩の力を抜いた。


「大丈夫ですよ、もう慣れっこですから」


お姉さんはPの性質とそれに対する周囲の扱いを知る位には、Pと近しい関係らしい。

叩き伏せられて眠っているのに心配されていない所をみると、この状態は村を出た後の彼にとって日常茶飯事なのだろう。何ら進歩が見られない。

ただ、旅の道連れにこんな綺麗なお姉さんを連れている点は評価に値する。

ランタンに照るPの寝顔は爽やかであった。



「もしかして、あなたがちひろさん?」

「はい。この村の事務員、ちひろです!」

こんな時も笑顔である!笑顔は武器なのである。


「うん、噂以上の美人!P君からお話はたくさん聞いているわ。」

「またまたー。何も出てきませんよ?えーっと…、」


「麻理菜。沢田麻理菜よ。よろしくね、ちひろさん♪」


面倒なく話が運び、しかも相手が良い人ときた。


ホクホクしたちひろは小さくガッツポーズも決めてみたりした。


人生の絶望を見たと思ったけど、まだまだ捨てたもんじゃないね。






車からテーブルを引っ張り出した時に、美穂ちゃんを起こした。

フライング歓迎会という名の夜明けまでの暇つぶしに誘ったら乗ってきた。どうやら美穂ちゃん昼寝をばっちりキメてきたらしい。

ランタンの光を頼りにお茶の支度を進めていくちひろ、麻理菜姉さん、美穂ちゃん。その隣には転がされたままのP。美しい、これぞあるべきフォーメーションであろう。


ポポの世話を終えた雫さんが合流したところでPを車内に放り込み、セッティングが完了!

やはり何となくの流れで、麻理菜姉さんご一行の身の上話を聞きながら夜明け待ちお茶会が始まった。

といっても姉さん達がPOPO村を訪れる明確な目的はない。ただ、ポポ車ぶらり旅の途中でPの故郷に立ち寄っただけである。

大陸またいでやらかした美穂ちゃんには、いまのところ語れる明日もない。でも旅人は3人とも朗らかだった。


見通せない未来に漠然と楽しそうな毎日が広がっている、ずいぶん気楽な連中なのだ。うらやましい。

さりとてPOPO村の現状もコレとどっこいどっこい。どうかしてるがPa大陸なら仕方がない。



「お金はどうしてるんですか?」

ちひろが興味津々に質問をぶつける。ごもっともである。

「気になる?」

はにかみながらお茶を濁そうとする麻理菜姉さんを、ちひろは逃がさない。

「はい!」

気迫で押し切る。寄り切りでちひろの勝ち!

姉さんは苦笑いを浮かべてティーカップを置いた。


「昔、ハンターの真似事をしててね。そのお金が残ってるのよ」


どくん!

「女帝ちひろ」の心臓が鳴った。目は色っぽく輝き、全身に血が巡りくる!!


私、生きる!


テーブルをけたたましく鳴らして立ち上がり、皆のお茶をひっくり返す事も構わず、ちひろは麻理菜姉さんの両手を取った!

「村のために、あなた達にお願いがあります!」


「はぁ…」


戸惑う皆を前に、ちひろはたぎる情熱に震えながら自身の村おこしプランを説明し始めた。

もちろん、キレイなところだけ簡潔かつ魅力的にである。

目覚めた「女帝ちひろ」に、皆を釘付けにさせる話をするなど造作もない話であった。






この騒ぎで一番びっくりしたのは美穂ちゃん。

豹変したちひろもさることながら、なによりのスペクタクルは雫さんである。

お茶をぶっかけられた上に、大きく揺れて弾むボイン。ボインボイン♪

つい着替えのお手伝いに立候補するほど魅力的であった。

「ありがとうございますー。でもだいじょうぶですよー」

そう言って一旦自宅へ着替えに戻る雫さんの背中を、しばらく見つめる美穂ちゃんだった。






ポポ車がぶるんと揺れた。

「Pさんのお目覚めですねー」

さきほど着替えから戻った雫さんが目を細める。

「どう目覚めたらあんなに揺れるんですかね」

物体はなぜ揺れるのか。美穂ちゃんがいくら考えても、世の中の不思議はわからないままなのだ。

「あの人はおかしいですから。」

ちひろがお茶を啜りながら断じる。

「あーいうもんだって思うしかないわね。考えたら負けよ」

麻理菜姉さんはそう言い残してポポ車へと向かった。


直後、暗闇に慟哭が轟き夜が明けた。

麻理菜姉さん含め、美穂ちゃん以外がこの現象にもノータッチを崩さないので、美穂ちゃんはPという男にうかつに近づかない事を決めた。






P君は相当参っていた。故郷へ戻り成長した自分を見せるつもりが、パジャマという反則技で返り討ちに遭い今とても不甲斐ないそうだ。

泣きながらパジャマの魅力について語り出したので、やみのま茶を飲んで落ち着いてもらった。とにかく今は落ち着いて話を聞いてもらう必要がある。

麻理菜姉さんはちひろから聞いた村おこしに協力したかった。旅暮らしに飽きたわけではないが、しばらく一つ所に落ち着いて村おこしに情熱を燃やすのも面白そうだ。

やるからには本気でやりたい。P君の故郷とあらばより盛大に。POPOの村を伝説に残るほどおこしてみたかった。

それにいつまで旅を続けていても、P君との距離が縮まらない。環境を変えてみる事を考えてもいたので、今まさに絶好の波が来ている事になる。

なにせ舞台はP君の故郷。波の頂点にゴールインがちらついて見えやがる。サーファーとして乗らない手はない。まだ若いといえ油断はできない麻理菜姉さんなのだ。


「ここでプロデュースの仕事、ですか。」

「そう。P君はプロデューサーとしてやればできる子だったでしょ」

「はぁ。まぁ、…ですね。あぁ!いやだなぁ照れちゃうじゃないですか!!」


プロデューサーなら、とにかく何でもプロデュースできるだろう。例えできなくても、してもらわなければならないのが現状だ。

自分も、できることはなんでもやる覚悟を決めていた。


「今日から、私をハンターとしてプロデュースしてちょうだい!お願い、P君!!いいえ、プロデューサー!!!」







以前P君はアイドルをプロデュースする仕事をしていた。町で見かけた女の子を口説いて砕けて、それでも毎日走り回っていた。

情熱的な口説き文句にほだされて、アイドルになった女もいる。

ただ、P君は女の子にランクをつけて扱う業界に疑問と不満を強く抱いていたらしく、それは業界に深く関われば関わるほど重く大きくなっていった。

限界が近かったのだろう。私が旅暮らしに誘ったらホイホイ乗ってきた。

私たちは即刻アイドルとプロデューサーの関係を抜け出し、現在の気ままな旅暮らしに身を投じている。

だが、P君はやればできる子だ。言い換えればできるまでやれる子!惚れ惚れするしぶとさを持っている。



村は今、村おこしの起点となるモンスターハンターを求めている。

凄腕じゃなくても構わない。ハンター生活を起爆剤にしてPOPO村へ人・モノ・マニーの流れを作れれば十分。その程度の簡単なクエストなら、一線から退いた今の私にだってできる。

不安要素は村の予算の関係でハンターズギルドに支援を頼む事ができない点だ。

最初にそう聞かされた時は耳を疑った。

ハンター活動を行う上でギルドの援助が得られないのは、さすがに洒落にならない。粘ってみたが、ちひろはギルドなしでの村おこしを譲らなかった。村の財政は相当困窮しているらしい。

ただ、マニーの面では貧乏だが、その他の資源には恵まれていると説明を受けた。雫さんはモンスターさえ揃えば牧場と農場を開いてくれるそうだ。小一時間夢を語ってくれた。

他にも、このPOPO村はそれぞれ偏った分野に秀でた変人の集団だという。ギルドの支援はなくても、ハンター生活のサポートは問題なくカバーできるそうだ。

たとえギルドの援助がなかろうが、POPO村にはハンター業での村おこしを成功させる勝算は十分にある。そんな村がP君の出身地だと考えると非常に頼もしく、誇らしかった。

フリーのハンターとして、P君の故郷の未来を背負う。

「やってやろうじゃない!」

麻理菜姉さんは、P君のため、POPO村のため、ハンターとして立ち上がる事を誓った。






「ギルドからクエストを回しもらえない以上、自分たちで仕事を持ってくるしかないの」

そこで、仕事をもたらすプロデュース業の出番ってわけか。Pは決意に燃える麻理菜姉さんを見つめる事しかできなかった。


凛々しい顔もいい。


「ちゃんと聞いて。大切な話なんだから」

何を考えているか読まれるくらい、姉さんとは一緒に動いてきた。だが、今回の話はさすがに予想できなかった。

(注※Pが読まれる事はあっても、Pが読むことは出来ないので、当然といえば当然である。)


ハンター業を起点に故郷の村おこし。それも麻理菜姉さんをハンターとしてプロデュース。そんな事をいきなり言われて P君大混乱である。やみのま茶を飲んでいなければアブナイところだった。

麻理菜姉さんは確かに元ハンター。だからといって、彼女に村おこしを頼むとは。我が故郷は横暴である。

「断れなかったんですか?そんな乱暴な話。」

なによりハンター業はハイリスク・ハイリターン。フェスで血みどろの舞台を演じるより遥かに危険だ。モンスターにこちらの常識は通じない。例えパンツを見られても訴訟だってできやしない。

「断らなかったの!」

姉さんが熱っぽく立ち上がり、手を振り語る、語る。

「私たちの力でP君の故郷を盛り立てられるのよ。ちひろさん、私たちを最後の希望って言ってた。こんなに期待されるなんて一生に一度あるかないか!私たちに今、人生のビッグウェーブが来てるの!!そんなの、乗るしかないじゃない!!!」


そうかもしれない。そして何より、熱っぽく語る姉さんが大人っぽくて、セクシーで、すごい魅力的で、もうこれ以上何も要らない。


「やってやりましょう!!」


「さっすがP君!!」


ぱん!

久しぶりの熱いハイタッチが車内に響いた。






その日の寄合は客人も参加してトントン拍子に話が進んだ。

ちひろが前に出て、全ての事をあれやこれやと取り仕切る。


麻理菜姉さんが村専属のモンスターハンターに任命され、その任命を持ってPOPO村の村おこしは始動した。


「最後に…」と何処から用意したのかホワイトボードを押して、ちひろが皆の前に立った。


「これから村おこしに取り組むための組織を構築します。」


ホワイトボードの前でちひろが動き回る。

「私が考えたこれからのPOPO村の組織案です。」


そんなことを言って、もったいぶってキュッキュとペンを走らせるちひろ。

この寄合のあとは村おこしハンター歓迎の盛大な宴が待っているので、誰もちひろの話を真面目に聞いてはいない。すべてちひろの計算通りだった。



POPO村組織図(案)

「村長:杏」を頂点に、「世話役:きらり」が村長を直接的にサポート(かわいがり)する。

「事務員:ちひろ」を世話役と同格の役職に新たに設ける。世話役が主に村長、事務員が主に村おこし(ハンター業)サポートを担当する。

・事務員の下に、ハンター業サポートに関わる「部署」を適宜立ち上げ、適正に沿った村民を適宜配属させる事とする。

ただ、まだ何が必要で、どこまでの事ができるのか分からないので、とりあえず部署が必要になったときにまた考える事として、現状はその規則だけ取り決めておく事とする。

「POPO村専属ハンター」及び「同プロデューサー」は事務員の下に配置されるが、あくまで形式的なものであり、村おこしのための自由行動ばっちこいとする。ただし、ハンターズギルドに関わる支援等は受けないものとする。



このような説明をノリノリで展開し、ちひろは最後に問いかけた。


「この方針に、賛成していただけますか?」


これが終われば酒が飲める!すでにフライングした喧噪が集会所の外から漏れ聞こえる中、わざわざ反対し寄合を長引かせる者などいなかった。


満場一致!これにて解散♪ もうなんでもいいよっ/


ドヤ返る集会所の真ん中で、晴れて正式な「事務員」となったちひろは静かに笑っていた。




再びPOPO村がハピ粉の煙で閉ざされる。


この日を境に、POPOの村は大きく動き出した。

ハンターをプロデュースするという異例の活動を起点に、歴史に残るかもしれない村おこしが始まった!!!





つづく

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コブラOVAシリーズ Blu-ray BOX
フォロワーさんからの投稿作品だ。モンハンとシンデレラガールズを組み合わせて新しい切り口で書かれたSSだね。
モンハンといえばキリン装備。とときんに三眼一式、三船さんにキリン一式縛り、日野ちゃんはスキル「火事場+2」、蘭子ちゃんはスキル「覚醒、属性攻撃強化」、水本さんが「笛吹き名人」こんなイメージだ。おっと、ままゆは俺専用の笛吹き名人かな!…なんちゃって。
続きはよ。

Comments: 12

10619名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 09:26:13 ▼このコメントに返信する

とても面白かった(小並感)

10621名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 09:36:45 ▼このコメントに返信する

沢田姉さんとはまた珍しい

10622名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 09:41:53 ▼このコメントに返信する

ほぅ…で続きはまだかね?

10624名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 10:08:13 ▼このコメントに返信する

ちひろはどこに行っても邪悪なんだなあと思いました(小並感)

10634名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 11:45:01 ▼このコメントに返信する

三船さんのキリン装備か…胸が熱くなるな…

10638名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 12:30:44 ▼このコメントに返信する

三眼www

10643名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 12:52:56 ▼このコメントに返信する

ブログ寄稿のSSか~、MH全然知らないけど面白そう、期待

10659名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 14:57:36 ▼このコメントに返信する

さり気なく書かれた「美人すぎる」の一文で草が生えた、訴訟

10689名無しP@もばます! 2012-10-21 Sun 19:16:46 ▼このコメントに返信する

続きが読みたいのう

10750名無しP@もばます! 2012-10-22 Mon 03:53:58 ▼このコメントに返信する

楽しませてもらった!続き全裸待機!


アイルー役は当然みくにゃんですよね、って思ったらアイツCuだった……orz

10768名無しP@もばます! 2012-10-22 Mon 09:32:25 ▼このコメントに返信する

im@s架空戦記だな。
このジャンルはとても好きなので楽しみだわ。

11279無垢なる刃クロン 2012-10-24 Wed 13:24:47 ▼このコメントに返信する

オイラは天敵であるティガレックスの狩猟依頼のないエリアでしか活動できないから
キリン装備なんて知らないけど、

ここの主が
神崎蘭子に勧めているスキルが
一式で発動するのは
《エスカドラX装備》をおいてほかにないんだよね…。
オイラとしては煉黒龍素材の武器をおすすめしたいけど。

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