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【ウマ娘】ダイワスカーレットSS 空が蒼から白くなり始めた芽吹いた新緑に朝露が垂れるそんな朝

  • Posted by: 大蠍
  • 2021-05-31 Mon 18:14:59
  • ウマ娘
空が蒼から白くなり始めた芽吹いた新緑に朝露が垂れるそんな朝
トレセン学園の学園寮の入り口にから外に出る影がある
ーーーダイワスカーレット
彼女の一日の始まりは早い
学園の寮は門限は厳しいが朝早く出るのは緩い、そのため彼女は早朝から外出するのが日課となっていた


彼女のルーティンは早朝の軽めのランニングから始まる
学園を出て近所の多摩川を走るころには早めの出勤する人が家を出始めていた
「ふう…そろそろ戻る頃合いね」
そうつぶやく彼女は駅に向かう人たちを軽いステップでよけながら
来た時と同じように軽くランニングしながら自分の寮に戻っていった



寮に戻り支度を整えた彼女ではあったが、そのまま登校するのではない
彼女には外せない朝のルーティンがもう一つあったのだった

トレセン学園トレーナー寮
「守衛さんこんにちはー、トレーナーに会いに来ましたー」
いつものように、挨拶し自身のトレーナーが寝ているであろう部屋に目指し歩みを進める
「全く、アイツは私がいないとだらしがないんだから」
口では悪態をつく彼女ではあったが、表情は緩み切り恋する乙女のソレであった
できる限り静かにドアから入った彼女は、そのまま進み冷蔵庫にマグネットで張り付けられている判子を手に取り書類に押す
そして書類をしまったあとベッドのトレーナーの寝顔を凝視する
「(こうしているとかわいいのよね・・・っていけないいけない朝ごはん作らなきゃ)」
そう踵を返すと、冷蔵庫から前日に入れてあった食材を取り出し、フライパンに火をかけ始める

数分後、ベーコンとハッシュドポテトが焼ける匂いがし始めたのにつられてトレーナーが起きてきた
「あっやっと起きてきたわね、ほら朝ごはんの前に顔を洗ってきなさいな」
そうトレーナーに促しながら、フライパンの中でいい感じに焼けたものをすでにサラダ菜が持ってある、自分とトレーナー皿に移していく
そして、ロールパンを用意し牛乳を自分とトレーナーのおそろいのマグカップに入れながらトレーナーを待つ



「「ごちそうさまでした」」
手際よく、料理を作ったためいつもよりゆっくり食事を食べたトレーナーと彼女ではあったが・・・
「あっ今日は燃えるゴミの日じゃない!、わたしはゴミ捨てて登校するからあんたは片付けしておいてね」
そういうと、トレーナーの部屋にあったゴミ袋をひっつかみ慌てて登校してゆくのだった

午前の座学、お昼休みを使った必要書類の提出、午後のダンスの授業と瞬く間に時間は過ぎる・・・
放課後、トレーナーとのトレーニングの時間がやってきた
「昨日のタイムを絶対に塗り替えてやるんだから見てなさいよ!」
今日行うのは、スパート時の最大速度を上げるためのトレーニングだった
走り始めた彼女だったが、設定した距離まで半分を行ったあたりで速度が上がらなくなり始めた
(こんなところでっ!!)そう脳内で叫んだ彼女にあるビジョンが見えていた

ーーー午後のダンスの授業
ダンスの授業でやったセンターの子だけが踊れるダンスパート
(絶対に、あのパートを踊れる一番になったやるんだから!)
そのビジョンに力をもらった彼女は、足を前に前に前に前に!
そして、彼女はゴールへ駆け抜けていった!
「ーーーッ!ハァ!ハァ!ハァ!・・・何秒だった!」とトレーナーに聞く彼女
遠くにいるトレーナーはただ腕を丸くさせていた・・・どうやらタイムは塗り替えることができたようだ



「もう一回やるわよ!あの感覚を忘れたくないの!」
戻ってきた彼女はトレーナーにそう言いスタートライン立ったのだった
こうしてトレーニングは空が白から赤そして蒼になるまで続いた

空が蒼から黒に代わるころ、近所のスーパーをマイバックに食材をぱんぱんにして出る彼女の姿があった
「まったく、アイツは私が料理を作らないとすぐにインスタントラーメンばかりになるんだから…」
トレーニング後シャワーを浴び、そのままスーパーに直行したことに言い訳するように呟きながらトレーナーの部屋に歩き始める



「守衛さんこんばんわー、トレーナーの部屋に用事があるので入りますねー」
勝手知ったるなんとやら、守衛に挨拶し、トレーナーの部屋に入る

「あー、またインスタントラーメンを食べようとしてるじゃない!」
トレーナーの部屋に入った彼女は食卓にあるインスタントラーメンを案の定見つける
「まったく、私がいないとダメじゃない、夕食作りに来て正解だったじゃない」
ちょうど風呂場でシャワーを浴びていたトレーナーに宣言するように文句を言うのだった
彼女は、スーパーの袋からカット野菜や冷凍野菜などを取り出し、手早く料理の支度をし始める
カット野菜や冷凍野菜を使うのは時短とゴミを少なくする彼女なりの工夫の現れであった



トレーナーがシャワーを浴び終えて出てくるころには、料理は出来上がっていた
野菜の肉みそ炒め・ほうれん草のお浸し・冷奴・味噌汁などが食卓に並んであったのだ
「ほら、夕食はできているからさっさと食べましょ」とトレーナーの姿を見てご飯を電子レンジ温めながら言った

ゆっくりとした夕食の食卓では話が弾む、
今日のトレーニングの結果・次のレースの予定・明日の食事のリクエストなど話すことはいっぱいある
門限の事を聞かれ「ちゃんと、正規の外泊届は出しているわよ、私が今日来なければインスタントラーメンだったんでしょ?
だから、最初から用意してるわよ当然でしょ?・・・あんまりひどいとあんたのお母様に言いつけるわよ?」
たじろぐトレーナーに彼女はその隙を見逃さずにさらに畳みかける
「というか、一度あんたのお母様に合わせなさいよ、一度ちゃんと挨拶させてもらわないとお世話になった手前申し訳ないわ」
その言葉に、しどろもどろでそのうちねと答えるトレーナー
一方で(絶対肉じゃがの味を盗んでやるんだから!)と決意する彼女だった

食事後食器もかたし、改めてシャワーを浴び始めからトレーナーの部屋に置いてあった自身の寝巻に着替え風呂場から出てきた彼女は
遠慮して、ソファーですでに寝てるトレーナーを見つける
(全く、アイツはこういうところが可愛いんだから・・・)
内心でそう思いつつトレーナーを起こさないように静かに抱き上げベッドに連れて行って寝かしつける
そしてそのまま、彼女はトレーナーのベッドにもぐりこみトレーナーのぬくもりを感じながら眠りにつく
金曜日の夜はこうして更けていったのだった・・・

翌月曜日
「って感じでトレーナーに抱き着きながら寝たのに襲ってもらえなかったのはどうゆう事!ねえウォッカ?おかしいと思うでしょ!」
「ウワーーーーッ!こっちにそんな話を振るんじゃない!」

どこからか飛んできた吹き矢に塗られていた毒によってこんな感じのウマ娘の日常が見たくてたまらない欲求が噴き出してしまった
何とか解毒できたのでこれにて失礼する


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